韓国を愛する皆さんこんにちは!フードトレンドライターのyuuka*유우카です。韓国の南側に位置する人気観光都市、釜山は海に面しており、新鮮で美味しいシーフードが有名ですよね。今回は、釜山に行ったら必ず食べたいお料理、海鮮鍋を紹介します。この記事を読み終わる頃には、あなたも「食べざるを得ない」気分になるはず…!
海鮮鍋=へムルタン
海鮮鍋は、韓国語で「へムル」=「海鮮」+「タン」=「鍋」、へムルタン(해물탕)と呼ばれています。へムルタンは、海鮮尽くしの釜山の魅力を一つのお鍋にぎゅっと詰め込んだピリ辛のお料理です。
それでは釜山でへムルタンを絶対に食べて欲しい理由3つを紹介します。
もくじ
理由① 驚きのボリュームとコスパ
注文すると、程なくしてへムルタンが運ばれてきます。まずはこのビジュアルをご覧ください。溢れんばかりにシーフードがぎっしりと詰まっています。お鍋の下の方ももやしでカサ増しされている訳ではなく、下から上まで海鮮オンリー。蓋も閉まらないほどのボリュームです。こちらは火が通っていない状態で運ばれてくるので、グツグツ煮えてくるまでゆっくり待ちましょう。
そして驚きなのが価格。写真のへムルタン小サイズ(2~3人前)はこのボリュームで40,000ウォン。2人だと一人約2,000円程度。日本ではなかなか無いコスパですよね。


理由② 店員さんがとっても温かい
お鍋やサムギョプサルを食べる時は、担当してくださる店員さんとのコミュニケーションも思い出深いですよね。今回お邪魔したへムルタンのお店でも担当のお母さんとのお話が大きな魅力の一つでした。お店に入ると「いらっしゃい。日本から来たの~?」と笑顔で迎えてくれました。注文後もお鍋に火が通っているかこまめに見に来てくれ、釜山のことを沢山教えてくれました。鍋の具に火が通ったら、貝殻を外したり、タコやエビを食べやすい大きさにハサミで丁寧にカットしてくれます。「あったまって、ゆっくり食べな~。」と声をかけてくれたら出来上がりです。様々な海鮮からしっかり滲み出した旨味とピリッと辛い唐辛子の味で冷えた身体が一気に温まります。店員さんのサービスも温かいと、よりお料理が美味しくなりますよね。



理由③ 〆の焼き飯(ポックンパ)が最高すぎる
お鍋の底からシーフードがぎっしりのへムルタン、結構なボリュームです。ただここで是非頑張って食べてほしいのが韓国料理〆の定番、焼き飯、ポックンパです。食べ終わったら担当の店員さんに声をかけましょう。海鮮出汁が染み込んだお鍋のスープと、残った海鮮をいくつかピックアップし、厨房で焼き飯に仕上げて持ってきてくれます。想像以上に海鮮出汁がしっかりと染み込んだ焼き飯は、へムルタンならではの味わいです。お腹に余裕がなくても是非食べてほしい〆料理です!

これで皆さんも次の釜山旅行でへムルタンを食べざるを得なくなったはず…。寒さ深まる今の時期だからこそ、心身ともに温まるへムルタン、是非食べてみてくださいね!
◾️今回お世話になったお店:正東津へムルタン(정동진해물탕) 西面駅から徒歩約10分の場所にあるお店。 店員さんたちも優しく、広々とした店内は地元の方で賑わっています。 へムルタンの他にもへムルポックン(海鮮炒め)やセンナクチ(生ダコ)など様々な海鮮料理があります。 ◾️Google Mapリンク https://goo.gl/maps/Yka5dxBc1cYrTHTz9