皆さん、こんにちは。
韓国語教師のキョンアです。
韓国語超入門レッスン2日目です。
今回は基本子音について勉強しましょう。
もくじ
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ |
ㄱ | ㄴ | ㄷ | ㄹ | ㅁ | ㅂ | ㅅ |
k/g | n | t/d | r/l | m | p/b | s |
⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ | ⑭ |
ㅇ | ㅈ | ㅊ | ㅋ | ㅌ | ㅍ | ㅎ |
無/ ng | j | ch | kʰ | tʰ | pʰ | h |
子音は英語で発音の表記をしました。
基本子音の中には平音と激音があります。
「発音するときの息の強さがどれくらいか」ということを基準に区別します。
子音、母音を組み合わせたハングル文字の一番シンプルなものです。
ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈが「平音」と呼ばれるものの部類に入ります。
平音の① ㄱ (k/g)、③ ㄷ (t/d)、⑥ ㅂ (p/b)は文字の位置によって音が変わります。
例えば、『고구마(コグマ)』みたいに同じㄱが最初の文字(고)と二番目の文字(구)にある場合、
最初は 고の ㄱ は、 [k] に近く、
二番目の 구の ㄱ は、 [g] に近い発音になります。
ですので、『고구마』の発音を日本語表記すると、「コグマ」になります。
このような発音変化を有声音化と言います。
有声音化:「ㄱ,ㄷ,ㅂ,ㅈ」が語中に来ると、濁った発音になるルールのこと。
次は④番の ㄹ ですが、舌が口蓋に当たりますがその位置が前ではなく後ろに置いたほうがいいです。
独学されている方はこの ㄹ を完全に英語のLの発音になってる方が多いです。
コツは舌を前歯に当たらないように,もっと後ろに置くようにすることです。
次は⑧の ㅇ ですが、音がない時と [ng]になる時で分かれます。
こちらも位置よって異なります。
아(ア)みたいに ㅇ が最初に来る場合は音がありません。
母音の [ㅏ] (ア) の音だけでいいです。
しかし、 앙 (アン) みたいに下に来る ㅇ はパッチムと言って文字を下から支える役割をしていてこの場合はしっかり音を出します。
「パッチム」については、8日目で学びますので、ご安心ください😌
以上より、 앙 の発音は、 [ang] , [アン] になります。
次は⑩ㅊ、⑪ㅋ、⑫ㅌ、⑬ㅍですが、これらは「激音」と言います。
平音に線と点を加えて作ります。
平音に比べ、息を激しく出し発音します。
イメージ「카」→「カハ」
[激しい音]だから結構強く発音する方がいますが、強く発音するのではなく息を強く出す感じです。むしろささやく音に近いです。なぜかというとささやく時こそ息がいっぱい出るからです。日本語には、韓国語の激音のように、息を出す音がないので、
日本人にとってはけっこう厄介な発音ですが、
ささやく時は日本語でも息が出るのが分かります。
強く発音すると子音の濃音(ㄲ,ㄸ,ㅃ,ㅆ,ㅉ)に近い音になるので、気を付けましょう!
「濃音」は4日目で学ぶので、ご安心ください😌
後日、Youtubeの方で、動画も上げていく予定ですが、「それまで待てない!」という方は、こちらのサイトを参考にされるといいかと思います😌
次回は本格的に「子音と母音を組み合わせて文字」を作ってみましょう。